当事務所をご利用中の皆様へ

平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

当事務所では、頂戴したご依頼をただこなせば十分とは考えておりません。

ご依頼を通じて、依頼人の皆様が商標トラブルに遭遇するリスクを減らし、事業で安心・安全に商標を使える「道しるべ」をお示しできてこそ、専門家である弁理士にご依頼いただく価値があると考えております。

そして、その一環として、依頼人の皆様の疑問点を解消することや、時間の経過とともにアップデートされた皆様に関する情報を頂戴することは、とても大切となります。

以下のような場合、ぜひお気軽に、弁理士までご連絡をいただけますと幸いです。
※代表弁理士宛てに、直接Ｅメールをお送りください。

１．ご不明点・疑問点は、遠慮なくお尋ねください

当事務所のご利用中、ご不明点や疑問点がありましたら、遠慮なくお尋ねください。

聞きたいことがあっても、「的外れな質問になるのではないか？」とか、「費用がかかるのではないか？」と、躊躇や遠慮をしてしまう方も意外と少なくないようです。

当事務所では、明確な回答が無理そうであれば正直にそのように申し上げますので、ご心配は不要です。むしろ、一見、無関係な内容と思われても、実は重要な事項だったというケースも意外とありますので、遠慮なくご連絡をいただければと思います。

また、当事務所では、突然ご請求が発生するということは一切ありません。
ご請求を伴う場合には、必ず事前にその旨と料金の目安をお伝えし、ご承諾をいただいてから着手いたしますので、ご心配ありません。

事業の状況は、時間の経過によって変化するものです。
特に、商標登録出願の審査完了までには半年～１年程度がかかりますので、その間に商標や事業計画に関する状況が変わることも少なくないでしょう。

たとえば、商標の使い方が変わった、ロゴマークが完成した、商標の使用開始予定の時期が早まったなど、ご依頼時から状況が変わったことがありましたら、ぜひお知らせいただければと思います。

商標実務においては、こういった状況が変わることで、緊急度、深刻度、優先度、リスクの高低などが一変することがあります。最悪の場合、現在のご依頼が無駄となったり、再度の商標調査が必要となったりする可能性もあります。

状況の変化をいち早くお知らせいただくことで、対応について助言できることもあるかもしれません。ぜひ、ご連絡をいただけますと幸いです。

たとえば、商標登録をご依頼中の商標について、これを使用する予定の商品群やサービス群が増えたといった場合には、ぜひお知らせいただければと思います。

もし、現在の出願だけでは保護がカバーできないようであれば、追加の商標登録出願を検討する必要がありますし、通常、登録・使用の障害となる他者の商標がないかについても調査をする必要があります。

実際に商標の使用を開始してからの対応となりますと、何か問題があった場合の不利益やリスクが大きくなりますので、商標を使い始める前の計画段階で、お早めにご相談をいただければと存じます。

新商品などについて、新しい商標をお考えになられた場合は、ぜひお知らせください。
商標調査のご提案や、使用に関する助言をさせていただけるかと思います。

社内で商標となるネーミングを検討して本採用となったものを、事業計画がある程度進んでから専門家に相談するというケースが少なくありませんが、このタイミングだと何か問題があった場合に不利益やリスクが大きくなってしまいます。

できれば、ネーミングの考案段階（社内でいくつか案が出た段階）でお知らせいただくのが理想的ですので、ぜひご留意ください。

ご依頼中に、会社名や所在地、ご連絡先、ご担当者様が変わった場合は、必ずご連絡をいただけますよう、お願い申し上げます。

ご依頼の内容によっては、変更手続などが必要になることがあります。
また、当事務所からのご連絡や郵送物が届かないということにもなりかねませんので、依頼人の皆様ご自身の不利益にもつながってしまいます。

以上につき、宜しくお願い申し上げます。

依頼人の皆様からすれば、当事務所は「一業者」かもしれません。
しかし、当事務所は、依頼人の皆様を「大切なパートナー」だと考えております。

今後とも、末永いお付き合いをさせていただけますと幸甚です。